令和２（2020）年 梅雨明け

当地神奈川県雑文地方の梅雨が明けたそうです。

今年の梅雨、当地では大雨という降り方は殆どなくシトシトとした雨でした。

それも一日中降っているという降り方ではなく 「降ったり止んだり」 で降っている方が短いといった降り方でした。

お陰で傘を２回ほど置き忘れました（何れも手元に戻りました）。

 

７月に入り『今年も半分終わった、早かったなぁ』と思っていましたがそんな７月もアッと言う間に終わり８月突入。

そして梅雨明けです。

梅雨が明けた途端お日様はカッと照りつけて正に “真夏の太陽” です。

 

例年ならばここぞとばかりに海に山に行楽地にとなるのでしょうが今年はコロナ禍で 「不要不急の外出は控えましょう」 が呼びかけられています。

そして政府はそれとは真逆な「Ｇｏ Ｔｏ トラベル」の旗を振っています。

例年なら 『さぁ皆さん、政府が補助を出しますので旅に出掛けましょう、各地の経済を潤しましょう』 も結構なのですが今年の状況で Ｇｏ Ｔｏ トラベル が今なのでしょうか？

 

政府は 『各地の事業者から Ｇｏ Ｔｏ トラベル 実施の要望が多く寄せられている』 と釈明しました。

しかし 「多くの国民の時期尚早ではないか」 の意見には耳を傾けません。

そして各地のコロナ感染者の増加で事態は広がっています。

必ずしも Ｇｏ Ｔｏ トラベル キャンペーンが感染者の拡大を招いたとは思いませんが国民の意識を緩めさせたのは確かだろうと思います。

 

コロナ禍の当初、政権の動きは緩慢でした。

しかし、アベノマスクやＧｏ Ｔｏ トラベル には驚くほど前のめりです。

安倍政権は一体なにを目差しているのでしょうか。

落ち込んでいる政権支持率を少しでも上げようとしているのでしょうか。

もし、そうであるならばマスクも トラベル も逆効果でしかないように思えます。

 

国民に阿ることが正しい訳ではありませんが阿るのではなく意見を傾聴する態度は必要です。

自分の思い込みや官僚の思い付きに飛びつき多大の予算を垂れ流す前に真摯に市井の声を聞く、これが今の政権に一番必要な事なのではないでしょうか。

少しばかり遅きに失した感はありますけどね ・ ・ ・ 。

 

　　　　　　「梅雨明けるされどコロナは降り止まず」

 

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