サバ缶

最近になってサバ缶を食べるようになりました。

幼少期からアレルギーで所謂「青魚」がダメでしたがここ十数年くらいはアレルギー症状は出ていません。

 

それでも積極的に買うまでには至りませんでしたがよく行く100均ストアで偶々缶詰のセールに出くわしました。

普段は100円以上の値札の付いた缶詰でも「どれも100円（税込み108円）」 。

その中にサバ缶もありました。

魚の缶詰と言えば水煮、蒲焼き、オイル漬けくらいと思っていましたが今や塩焼き、照焼き、塩焼き大根おろし付きなどが売られ “缶つま” に至ってはハイカラな洋風調理がズラリ。

『今はサバ缶ですよ』の風潮に煽られ『もう長期間アレルギーも出ていないし食べてみようかな』と。

 

サバ水煮は大きい丸缶なのに100円、塩焼き・照焼きは薄い角缶で100円、これ普段は140円台だそうです。

水煮は臭いが強い印象なので塩焼きと照焼きを１缶ずつ購入してみました。

ビールのツマミに塩焼き缶を開けました。

思っていたほどの臭みはありません。

家族と少しずつ分け合って食べました（因みに家族にアレルギーはありません）。

 

サバ缶初体験の感想としては 『思った以上に美味しい』 です。

ただ、アレルギー反応の有無が気になりその日は恐々とベッドに入りました。

就寝中も起床してからも仕事中もアレルギーは起こりません。

いい歳になりアレルギーは無くなったようです（或いは体が鈍感になったか）。

 

１週間が経ち『アレルギーは完全に大丈夫』と思えたので100均ストアーに行きサバ缶の塩焼きと照焼きを追加購入しました（セールは終わって元の値段）。

そして昨晩の晩酌ではサバ照焼き缶を食べてみました。

塩焼きより調味料の味つけが濃いためか臭みは塩焼きより少ない気がします。

そしてアレルギーも起きず無事に朝を迎えました（ウーン、生きてる）。

 

最近はサバ缶に限らず缶詰を食べていませんでした。

その気で見てみると缶詰は多種多彩、百花繚乱の様相です。

そして値段は私が食べていた若い頃より高くなっています。

それでも一部の高級品を別にすれば魚缶は大きく値上がりした感じではありません。

私のアレルギーが消えたことで我が家の食卓にはサバ缶、ツナ缶、サンマ缶、イワシ缶等々が並びそうです。

彼らは満を持してキッチンの棚から出番を心待ちにしています。

 

　　　　　　「缶詰の流行りに我が家もやっと乗り」


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