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きょうから4月、卯月そして新年度の始まりです。publicdomainq-0031836glncfl
3月は卒業シーズンでしたが今月は入学・入社シーズンです。
本来4月は3月の続きでしかありませんが世の中は新入学の児童や生徒、新入社の新社会人が溢れています。
新入生はランドセルに背負われ新社会人はスーツに着られながら大きな希望と大きな不安を抱えての新たな旅立ちです。

ここからは私が新社会人になったとき当時の上司から贈られた言葉です。
それは「三日三月三年」というものです。
(これは上司が考えた言葉ではなく世間で広く言われている言葉です)
初めて社会に出て見るもの聞くものの殆どが知らないこと分からないことだらけです。
大きかった希望は縮み、多少あった自信も崩壊し何を為して良いか分からなくなりがちです。
そんなときに「三日三月三年」です。

 「三日我慢できれば三ヶ月は耐えられる。
  三ヶ月耐えられれば三年は頑張れる。
  三年頑張れば一生耐えられる」

何が分からなくても出来なくても取り敢えず「三日」は我慢してみる。
三日の我慢が出来たなら次は「三月」で分からないこと、出来ないことを勉強してみる。
この勉強は学生時代のような試験に備えるようなものではなく先輩や上司を見る、聞く、仕事上の常識を学ぶ。
三月を過ごせたら「三年」、勉強・努力で蓄積した自分なりの考え方、やり方を実践し仕事上の常識を疑ってみる。
こうして3年過ごすことが出来たら一生大丈夫と昔の人は言いました。

これは私が新社会人になったときに言われたものですから現代では少し悠長かも知れません。
今の時代、3年も経てば世界が全く変わってしまう事もあり得ます。
今なら三日三月はそのままでも三年はチョッと長すぎ、精々一年で「三日三月一年」といったところでしょうか。
「石の上にも三年」ではなく「石の上にも一年」ですね。
そして「3年過ごせたら一生大丈夫」もチョッと楽観的に過ぎますね。
現代なら「5~7年程度は大丈夫」と修正したいところです。

何にしても新社会人となったからには多少の我慢は必要です。
「自分に向かないと思ったらサッサと見切りをつけて次へ」という風潮もありますが何事も仕事としてやって行くには我慢と忍耐そして喜びが必要です。
我慢と忍耐と努力を積み重ねた上に喜びが待っています。
将来を良くするのも悪くするのも多くの要素は貴方が持っているのです。

    「説教を された自分が 人を説き」

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ご来館の皆様へ


館長 露枝
皆様、ようこそおいで下さいました。
当館は私の見たり聞いたりした事感じた事はたまた愚痴などを勝手気ままな雑文に構成して展示しています。堅苦しいものではありませんのでどうぞくつろいでお楽しみ下さい。


写真担当 Taka
当館の写真と構成を担当しています。
館長の俳句短歌とコラボして露枝鷹で活動しています。
画像掲示板も担当していますのでよろしくお願い致します。

写真について

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