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きょうから9月、長月です。
昨日8月31日は台風の影響で時々に強い雨が降り、その影響か肌寒い一日でした。
明けて9月に入った初日は最低気温も最高気温も大幅な上昇が予想される台風一過です。
 
台風と言えば8月30日(日)は衆議院選挙の投開票日でした。
そして自民党には向かい風、民主党には追い風が台風の如く吹きました。
結果は皆さんもご承知のように民主党の一方的、地滑り的、雪崩を打ったような圧勝でした。
これは小泉政権時代の “郵政選挙” と全く同じ構図に思えます。
小泉政権のときは 「郵政民営化」 で今回は 「政権交代」 のイメージ先行です。
勿論、イメージだけではなく自民党への不信が根底にあるのですがそれにしても民主党の議席が一挙に300を超えたというのは尋常ではありません。
 
民主党はこれまでの国会では野党の立場で政府・与党を追及してきました。
年金問題にしても天下り問題にしても声高に詰め寄っていましたがよ~く考えると民主党自身が普段の監視を怠っていたことにもなります。
自民党が長く与党で居たとき民主党も野党として監視の目を持たなくてはいけなかったのに政権党ではないことを言い訳にして来ました。
しかし、政権を担うことが確定したこれからはその手は使えなくなります。
解散が無ければこれからの4年間は過去を含めて(連立)与党民主党の責任になります。
 
国民の端的な心配として右から左まで振れ幅の大きい党内の意見集約は本当に出来るのでしょうか?
連立が予定される社民党、国民新党と足並みを揃えることができるのでしょうか?
国民新党は兎も角も共産党よりも教条主義的で幼稚な言動の社民党を上手く取り込む能力が鳩山代表にあるのでしょうか?
そして自民党より自民党的な小沢副代表の影響力を押さえ込むことは可能なのでしょうか?
脱官僚を標榜していますがそんな出来もしないこと、してはいけないことに労力を無駄遣いすることなく “官僚を使いこなすこと” が出来るでしょうか?
 
不信の自民党が下野し 「?」 マークだらけの民主党の登場に国民は大きな期待と不安を抱いています。
これほど多くの議席獲得は民主党自身が一番ビックリしている筈です。
しかし、日本の運営は一日も猶予されず、そうそうビックリに浸っている時間はありません。
政権交代をスムーズに行い一日も早く “日本” を軌道に乗せられることを案ずるばかりです。

余談ですが与党となった民主党の小沢副代表は国会議員の本務である国会の場ににきちんと出て来るようになるのでしょうか?
 
                  「不信去り不安登場新舞台」 
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