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publicdomainq-0027207pwzdifきょうは 「第50回衆議院選挙」 の投票日です。
私は当「露枝の雑文館」を始めとして幾つかのメディアで社会時評的な投稿をしています。
なので投票は権利であると共に義務でもあると考え選挙権を得てからは全ての選挙に投票して来ました。
ですがほぼ毎回虚しさを感じています。
市会や県会の議員選挙はまだ自分なりに「議員の価値」を見定めて投票しています。
しかし、国政の議員は中々議員の価値を見定める事ができません。
大雑把に言ってしまえば「価値のある議員はほぼ居ない」のです。

私は所謂「無党派層」の人間です。
支持する政党や組織がある人はその中でそれなりに見つけられるのかも知れません。
しかし、無党派は与党も野党も誰も彼も『この人だ!』という候補が中々見当たりません。
選挙の時は与野党に関係なく良い事ばかりを並べます。
仮に与野党の言う良い事を100%実施したら日本の国民は世界から抜きん出た幸福な国民になれる筈です。
但し、その時の日本は破産状態になり日本と言う国家自体が消滅の危機になっている筈です。

良い事ばかりを唱えてもその財源を示すことを多くの候補者はしません。
国会議員全員の歳費を回しても「良い事」の雀の涙にもなりません。
事程左様に選挙の時に候補者が唱える「良い事」は無責任です。
そんな候補者の中から選ばなくてはならないのですからねぇ・・・。
結局は「悪手の中でもどれが多少はまともか」で選ぶしかありません。
或る意味、ガチガチの主義主張を持つ有権者は幸せなのかも知れません。

何だかんだ言っても今夜半に大勢は決していると思われます。
裏金問題で叩かれる自民が何処まで減らすのか、何処まで持ち堪えられるのか。
立憲民主が何処まで伸ばせるのか、かつての悪夢を何処まで払拭できるのか。
共産は教義を覆い隠してまでして行った立憲民主との共闘の過去がどう響くのか。
他の野党は何処まで主張が届いたのか、何処まで票を得られるのか。

野次馬的に観るには今回の選挙は割と面白いかも知れません。
ただ、その面白い結果が必ずしも「面白く楽しい」とは限りません。
それもこれも投票をしなかった人も含め有権者の選んだ結果ですね。

    「一票に 軽重は無し 民の声」

既に皆さんもご存じでしょうが自公政権が大惨敗を喫しました。
原因は多々あると思いますが大きいのは裏金問題ですね。
そして石破総裁の変節で総裁に選ばれる前と後では言う事が180度違ってしまいました。
創価学会の組織力の低下も驚くばかりです。
少し前なら党の代表を落選させるなどという事は考えられません。
私が最も思うのは「有権者を舐めきっていた」ことでしょう。
長期政権に胡坐をかき「多少のヘマは大丈夫」と考え口先ばかりの反省のみ。
本気で反省し組織を変えようなどとは爪の先ほどにも考えていないのでしょう。
今後の政権運営は今までのような慣れ合いでは行きません。
当選後公認の議員を含めても安定政権には遠く及びません。
他党を取り込むにしても足許を見られるでしょう。
党利党略は置いといて先ずは国民に迷惑を掛けないことを心掛けて欲しいものです。
よもや日本丸が沈むことのないよう与党も野党も肝に銘じて政治を行うことを望みます。
(2004年10月28日)

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館長 露枝
皆様、ようこそおいで下さいました。
当館は私の見たり聞いたりした事感じた事はたまた愚痴などを勝手気ままな雑文に構成して展示しています。堅苦しいものではありませんのでどうぞくつろいでお楽しみ下さい。


写真担当 Taka
当館の写真と構成を担当しています。
館長の俳句短歌とコラボして露枝鷹で活動しています。
画像掲示板も担当していますのでよろしくお願い致します。

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