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4月1日に本年5月からの元号「 令 和 」が発表になりました。publicdomainq-0030395rxvrlt
30年前に発表された「平成」の時ほどの違和感は感じません。
まだストンと胸に納まるという程ではありませんが慣れの問題でしょう。
平成には中々慣れませんでしたが令和は私のような昭和世代には音が「昭和」に似ているので早く慣れるものと思います。
 
出典は 『万葉集』 の 「梅歌序文」 から採ったとのこと。
元号初の日本国書からの採用であることを安倍総理は強調していました。
それに付いて 「令和」 に疑義を抱く学者や研究者からは 『中国からの影響を受けており純粋に国書からとは言えない』 などと唱えています。
この時代 (万葉集が編纂された時代) は万葉集のような書物に限らずほぼ全ての事柄が中国の影響を受けていたことは義務教育で歴史を学んだ日本人なら分かっていることです。
そして 「令和」 の “令” の字を殊更に良い印象ではない語彙や用法 (命令・令状・戒厳令等々) を例に出して 『相応しくない』 と。
 
総理は 『元号初の国書』 を民族主義的に強調し、疑義を唱える人たちは中華思想的な解釈を唱える。
どっちもどっちと言ったところだが国民は冷静です。
各種の世論調査で 「令和」 を聞いた結果として6割以上が肯定的に捉えています(6割まで行っていなくても概ね過半数は超えているようです)。
民族主義的に煽ろうが中華思想的に疑義を言おうが既に決まったことです。
それならば早く慣れた方がストレスになりません。
そして 『令和が嫌だ』 という人は使わなければ良いのです。
政府も個人に対しては 『元号を使うも自由、使わぬも自由』 と言っています。
 
新しい 「 令 和 」 が始まる月 (5/1) はあと1ヵ月もありません。
だからと言って平成から令和へとステップアップする訳はなく平行移動でしょう
年内はそれなりに 「令和ブームに沸く元年」 になるのでしょうが景気を回復するようなところまで行くかは疑問です
それでも書籍や所縁の土地、社寺や歴史館等々の “万葉集界隈” は景気回復間違いなし!と言えるのではないでしょうか。
 
「人死なず元号変わるめでたさよ」

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当館は私の見たり聞いたりした事感じた事はたまた愚痴などを勝手気ままな雑文に構成して展示しています。堅苦しいものではありませんのでどうぞくつろいでお楽しみ下さい。


写真担当 Taka
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館長の俳句短歌とコラボして露枝鷹で活動しています。
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