年の瀬、消えた惣菜

今年も押し詰まって来ました。

残すところ今日を含めても４日です。

午前中に正月飾りをドアーに取り付けました。

 

私以外の家族の正月は親戚と連れ立って旅行です。

私は一人で留守番という久し振りのお気楽な独身貴族という身です。

気楽ではありますが何しろ “独身貴族” ですから何事も一人でやらなければなりません。

 

正月と言えば三が日は 「食っちゃ寝」 ですがその為には酒の肴が足りません。

そこで買い物に出掛けました。

何しろ一人ですから家族の好みを考える必要はありません。

この時期ですからそれなりの人出です。

 

いつもの食品スーパーに入って驚きました。

普段なら色々な惣菜類が並んでいる場所が正月用の食品で溢れています。

鮮魚のコーナーも冷凍鮪の柵がズラリと並んでいます。

私はお節を始めとした正月食品は余り得意ではありません。

それでも今年は厄払いの為に一人用のお節を予約しました（11/2・「お節と厄払い」参照）。

でも本当に好きで食べるのは数の子ぐらいです。

 

酒の肴やご飯のおかずになるような惣菜は何処にと探すと１ヶ所にコーナーができていてそこが臨時の総菜コーナーのようです。

当然ながらいつもより種類は少なく定番惣菜のみといった感じで如何にも追いやられたといった風情です。

他の店に行けば有るのかも知れませんがこの混雑の中を動き回るのは面倒ということで幾つかの惣菜と味付数の子、雑煮用の鶏肉を購入して帰宅しました。

正月三が日用ですからどの惣菜類も日持ちするようなものを選びました。

惣菜ですからどれも火が通っているので冷蔵庫なら三が日は余裕です。

 

後は大晦日の年越し蕎麦を近所の蕎麦店に食べに行くのが恒例です。

蕎麦を食べ終えてから予約したお節を受け取りに行くつもりです。

年越し蕎麦で今年の厄を払い、お節で新年のご利益を期待したいと思います。

 

　　　　　　「年末の人出久しき一人の身」